【りょうちゃんからのお知らせ】
皆さん、こんにちは。
梅雨入りですが、もうそろそろ夏がやってきますね。
日々、絶賛日焼け中のりょうちゃんです。
先日は、インプロsalon定期ハウスLIVE vol.4 〜うたげのまぐわい〜にご来場くださった皆様、応援してくださった皆様、誠にありがとうございました。
個人としては、反省するべきところはたくさんありますが、とても楽しい時間を過ごせました。
自分一人では、予期せぬ方向に行き、でもみんなのアイデアが繋がっていくことを体感して、改めて、インプロっていいなぁ、素敵だなぁと感じました。
さて、そんな私から皆様に一つご報告があります。
今年の3月末に大学院を修了し、4月から小学校の教員に復帰をいたしました。
大学院に入る前の小学校ではなく、復帰と同時に異動もしました。
日々、新しいことだらけの環境で、目まぐるしくもありますが、充実感も得ながら過ごしております。
ですが、今までのようにsalonの活動に精力的に参加することが難しくなってしまったことや、
異動1年目ということもあり、まずは仕事に集中したいという気持ちも出てきました。
そのため、インプロsalonでの活動をしばし、お休みさせていただく運びになりましたことを、ここでご報告いたします。
パフォーマーとして、インプロを始めるきっかけを与えてくれたインプロsalonには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
また、ワークショップやLIVE等で、ご一緒させていただいた皆様、応援してくださった皆様にも心より感謝申し上げます。
とても素敵な時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。
復帰の時期に関しては未定ですが、インプロを教育に活かしたいという想いは今も変わりませんので、またぜひ、皆様のお目にかかりたいと思っております。
まずは、小学校という実践の場で、試行錯誤しながら、活用の可能性を見出して行きたいと思います。
ということで、いったんは離れる形にはなりますが、
今後のインプロsalonの益々の発展と皆様のご活躍を心から願っております!
また、会いましょう!
りょうちゃんでした!
『Full-Length improv(フルレングス インプロ=全即興)』へのアプローチ(1/2)
どもです、へちゃっぷりんですよ~。
さてさて、以前の投稿↓
で、フルレングスって何なの?っていう内容について軽く触れましたが、「じゃあ、それっていったいどうやってやるの?」っていうことについて、今回は書いていこうと思います。
先の投稿で基底にすると触れた本はありますが、その本だけで、僕が想定するフルレングスができるようになるほど、甘いものだとは考えていませんし、その程度のものだったら、あんまり取り組む意味も感じません。
やはり、まるまる一本のしっかりした演劇をインプロ(即興)で作っていくには、それ相応のものが求められると思っています。
では、具体的には…というと、最低限必要なものとして、大きくは以下の5つのことを考えていますので、ざっくりとご紹介していきます。
1 基底とするもの
書籍『How to Improvise a Full-Length Play』
「巨人の肩に乗る」という言葉があります。先人の知見の上に積み上げていく、というような意味合いかと思います。
フルレングスに挑むにあたり、自分を含めた仲間たちの経験則だけで、立ち向かっていくのは、不惑を過ぎた僕には無謀に思えました。あと10年遅く生まれていれば、あるいは0ベースで挑戦するのもありだったかもしれません(いや、それにしても時間がかかるだろうから、やっぱりやる可能性は低いです)。
そこにきて、この本は既にまるまる一本のしっかりした演劇を実践している人が書いているものです。内容としては、スタンダードな3幕構成を元にしながら、インプロでそれをどうやって行くのかを、構成立てて、理論と実践用のエクササイズがロジカルに書かれています。
まずはこの本を元にして、フルレングスに挑む大枠となるものを身体に落とし込んでいきます。理論については脚本術の基本的なことが書いてあるので、その理解はしつつ、実践部分に関しては、最初は書いてある通りに行っていきながら、メンバーと一緒に「守破離」の精神で、意見交換をしながら徐々にアレンジしつつ、最終的には意識しないでも自分たちの一部となっていることを目指して、しつこく反復練習をしていきます。
2 インプロの基礎
ただし、1の書籍は、インプロの相当程度の経験者向けということになっています。
実は僕は経験則から、それほどインプロの経験がなくても、演技の素養さえあれば、1時間半程度の長さだったら、毎日3時間の稽古を2週間ぐらいすれば、なんとか形にすることは可能だと考えていますし、その方法論と実践法も理解していて、近しいことを実践した経験もあります。
でもそうすると、僕がインプロで素敵だと思っている部分である、想定外に飛び込んで、共演者が支え合って創りあげて、時に爆発的なエネルギーを生み、一見収拾がつかなくなって様に誰もが思っていたものが、どうにかこうにかして収束に向かい、終わってみれば、その場にいた誰もが想定しなかった、唯一無二の物語が出来上がる、ということが発生しづらい、ということが懸念としてあります。
インプロをする際には、やはり、欠かせないものとして、多層(俳優、演出家、脚本家など)視点、その場で起きてることを大きくかつ細かく捉える知覚力、シーンの中にいながら展開を生む力、お客様のみならず、共演者は自分さえもハッとさせるような発想力、これらを実演するための思考と感情と身体の連動性、物語上での必要性を登場人物の生理を融合させてドラマを生む変容力、などがあると思いますが、どれも僕が思い描くフルレングスのインプロには欠かせないものだと考えています。
こうしたもので既に備わっているものはさらに拡張し、まだ獲得していないものは身につけていくために、やはりインプロの基礎を養うトレーニングも同時並行で行っていきます。
その際の参考書籍としては、
特にインプロの基礎として
『Improv For Everyone (English Edition) 』https://www.amazon.co.jp/dp/B009RURU6Q/
ロングフォームの基本的な所作として
『Long-Form Improv: The Complete Guide to Creating Characters, Sustaining Scenes, and Performing Extraordinary Harolds』
少し進んだインプロの理解と実践として
『The Improv Handbook: The Ultimate Guide to Improvising in Comedy, Theatre, and Beyond (Performance Books) 』https://www.amazon.co.jp/dp/B075K3VHRP/
セカンドシティ式のロングフォームの導入として
『Process: An Improviser's Journey』
https://www.amazon.co.jp/dp/0810124726/
を活用していきます。
もちろん彼らの書籍のすべての内容ではなく、必要に応じて、適宜、理論の解説や、それを獲得するエクササイズの実践を、選別して行っていきます。
また、他の書籍についても、やりながら、補助的に参照して行く予定です。
と、ざっくりと言いながら、ちょっと長めの文になってきたので、3以降は、また別の投稿として書くことにしま〜す。
(続きはこちら↓)
【インプロsalon 2.0】今後の構想のお話し
ども、へちゃっぷりんで~す。
さてさて、以前の投稿に少し書きましたが、現在インプロsalonでは、”2.0”として、少し活動内容を変更していこうと構想しています。
大まかには、以下のような活動内容にしていくことを考えていますので、3つのカテゴリー(パフォーマンス/ワークショップ/WEB)別にご紹介していきます。
■パフォーマンス
・Full-Length improv(フルレングス インプロ=全即興)
→既にいくつかの投稿でも記載していて、今後もしばらくはこの関連の投稿が増えるとは思いますが、現在インプロsalonが注力していくパフォーマンス内容となります。
この企画は、オリ色さんというインプロユニットとのコラボで行っていくことになっています。
・UCB(インプロsalon ver.)???提案中
→こちらも、とあるインプロのチームとのコラボとして進めていくべく、現在、提案中です。UCBというのはNYに端を発する人気インプロカンパニーで、こちらのDVDやマニュアル本を参考に、インプロsalonの知見を加えてアレンジしたパフォーマンスをお見せできればと思っています。
・定期ハウスLIVE
→定期と銘打ちながらも、まだ4回しか公演をできておりませんが、上記の2つに基本的には注力するために、現在のところ、一旦企画休止となります。
また状況が変わったら、新たな形で再スタートを切ろうかなと思っています。
■ワークショップ
・Full-Length(フルレングス)
→上記のパフォーマンスと連動して、7月辺りからの毎週金曜日をフルレングスに興味がある人対象に、ワークショップを開催しようかなと考えています。
こちらはシリーズものとして考えています。フルレングスには沢山の要素が必要となってくるので、とても1回ではお伝えしきれず、しかも数回でできるシロモノでもありません。
各回ごとにテーマを設定して、全回を通して参加すると、フルレングスの概要が見えてくるような構成を考えています。
フルレングスはナラティブなインプロの集大成のようなものなので、各テーマごとでの単発参加でも、充分にインプロのパフォーマンスに資する内容のものになると思います。
こちらは、なんらかの演技の経験やトレーニング歴がある人を対象に考えています。
演技の経験がなくても、相当程度のインプロの経験があれば参加可能とします。
・インプロgym
→上記のフルレングスのワークショップの開催に伴い、これまでご愛顧いただいた「インプロgym」は定期開催を、6月の開催で、いったんお休みとさせていただきます。
今後は、ご依頼をいただいたベースでの開催とさせていただきます。
また、これに伴い、テーマ性(チームビルディング、リーダーシップ開発、クリエイティビティ解放など)を持ったご依頼も、お受けさせていただきます。
▼ご依頼はこちらまで
improvsalon2017☆gmail.com ←☆を@に変更願います。
(件名を「ワークショップ開催依頼」としていただくと、対応がスムーズとなります)
・UCB(インプロsalon ver.)???提案中
→こちらも、上記のパフォーマンスと連動して、ワークショップを開催しようかなと考えています。
UCBの手法で特徴的なシーンにおけるゲームの見つけ方、ゲームの遊び方を中心に、各回ごとにテーマを設定して、複数回参加すると、UCBの手法の概要が見えてくるような構成を考えています。
UCBは(特にコメディの)ロングフォームを行うにあたり、有益な手法をたくさん用いていますので、各テーマごとでの単発参加でも、充分にインプロのパフォーマンスに資する内容のものになると思います。
こちらは、できれば演技の経験やトレーニング歴がある人を対象に考えていますが、
演技の経験がなくても、ある程度のインプロの経験があれば参加可能とします。
■WEB
・blog
→こちらは当blogですが、これまでよりも更新頻度を上げて、どんどん情報発信をしていこうと思います。
内容としては、
①インプロsalonにある知見を元にしたお役立ち情報(洋書を中心に各種インプロ関連書籍のご紹介、インプロのTips、ファシリテーションやワークショップデザインなど)
②インプロsalonのメンバーやお友達がご紹介するお楽しみ情報(公演の情報や、メンバーの徒然、各種企画など)
を中心にお届けする予定です。
・動画(YouTubeチャンネルなど)
→ご好評をいただいている「Improv Game & Exercise Archives」(season1&2)に加え、今後も動画を充実させていく予定です。
こちらも大きくは
①お役立ち動画:IGEAの続編?、インプロ諺(improverb-blogと連動)、各種インプロ手法紹介など
<これまでの動画>
☆「Improv Game & Exercise Archives」(season1)
☆「Improv Game & Exercise Archives」(season2)
☆インプロ諺(improverb)
②お楽しみ動画:メンバーの企画動画、稽古のオフ動画、メッセージ動画など
を作成していく予定です。
・ホームページ
→現在はペライチ(『インプロsalon』~へっちゃらんど~ [Beingらぼ 即興演劇分室])
となっていますが、今回の構想に伴い、WIXに移行し、ワンストップで情報が閲覧できるように変更予定です。
こちらは既に着手中ですので、完成次第、お伝えいたします。
→こちらは今まで通り、最新情報の発信を行っていきます。
よろしければ、いいね!、フォローをお願います。
☆Facebookページ:https://www.facebook.com/improvsalon/
☆Twitter:インプロsalon ~へっちゃらんど~ (@improvsalon) | Twitter
『Full-Length improv(フルレングス インプロ=全即興)』とは?
ども、へちゃっぷりんです!
さて、最近、当 blogを始め、ツイッターなどでも頻出している『フルレングス』ですが、それって一体なんなの?と思われる方もいると思います。
そこで「インプロsalonとしての定義」と補足的な情報を書こうかなと思います。
まず、定義ですが、
【まるまる全部インプロ(即興)で、ひとつの長編の物語を創りあげる】
としています(今のところ)。
ちなみに、Lengthというのは、Longの名詞形です。
つまり、「長さ」ってことですね。
(余談ですが、wideの名詞形はwidthです。
こちらは、「幅」になります)
Fullというのは、「満杯の」とか、「満たしている」と言った意味になるので、
Full-Lengthというのは「長さを満たしている」となります。
では、何の「長さを満たしている」のかというと…。
今回、インプロsalonがオリ色さんとコラボで取り組むフルレングス インプロ(略してフルレングス)ですが、
基底とするのは↓の本になります。
この本のタイトルの意味合いとしては、『フルレングスなPlayをインプロ(即興)でする方法』といったものになるかと思います。
ここでいうPlayは、演劇とかお芝居(の1作品)といった意味です。
つまり、演劇(お芝居)としての「長さを満たしている」となります。
ということで、ちょっと意訳すると「まるまる一本の演劇(お芝居)」が、Full-Length Play となります。
そして、だいたい演劇(お芝居)っていうと、1時間半〜2時間ぐらいのものが多いようです。
なので、まずはこれぐらいの長さで、「しっかりした」演劇をインプロでしていくことを当面の目標としていきます。
ここで、「しっかりした」が、インプロsalonとオリ色さんがコラボする意味合いが出てくるのですが…。
それはまた、今後の投稿で書こうと思います。
【出演速報】へちゃっぷりん
へちゃっぷりんが、OvObで共演させていただいた藤田由美子さんのニコ生に出演させていただくことになりました💫
本日(6/14)22:00〜です。
OvObでの出演者も出演予定です。
ぜひご覧ください。
【次回インプロ(即興劇)出演情報】へちゃっぷりん
どうも、へちゃっぷりんです。
5月のMATCH出演から、インプロsalonこ定期ハウスLIVE、6月のOvOb出演と、会社員でありながら、なかなかの出演ラッシュか続いていましたが、
お次はちょっと時期が開いて、7/22(日)の、なんと僕の誕生日に、インプロ界では老舗のインプロチームである、インプロモーティブさんに、またまた出演させていただくことになりました!
42歳の後厄になっても、舞台に立ち続けるおっさんの応援をしてやろうかな、という方
なんかしばらくご無沙汰だし、久々に挨拶がてらお祝いでもしてやろうかな、という方
ぜひ今回の公演にお脚をお運びしていただけると、不肖私は、小躍りして喜びます!
何卒、どうか何卒、よしなによろしくお願い申し上げたく候〜💫
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インプロモーティブ真夏の公演
一筆啓上〜手紙とインプロ〜
日時:7月22日 開場13:30 開演14:00
会場:両国門天ホール 〒130-0026 東京都墨田区両国1丁目3-9
料金:予約2500円 当日2800円
出演:三上正晃 こざわのりこ あやしのぶ 塩路牧子(裏庭巣箱) 白井文(インプロジャパン) ☆へちゃっぷりん(インプロsalon/ INNERSPACE SF/オリ色 OCAL)☆彡
CHIZUE(即興ミュージシャン)他
ご予約はお名前、人数、ご連絡先を明記の上
impromotiveinfo@gmail.comまでお願いいたします。
24時間以内に返信いたします。
↑僕に直接連絡いただけたら、代理予約処理をします!
【お知らせ】2018年後半からの活動について
へちゃっぷりんとみきてぃのOvOb出演も終わり、
おかまゆも戻ってきて、
りょうちゃんは小学校勤務に忙しく、
しおしおは仕事の合間を縫って稽古に顔を出す気配があり、
いとうさんは方々で照明の仕事をいただき、
オリ色さんとのコラボも始まった中、
今後に向けての発表を、そろそろまとめて行う予定です💫
いろいろと構想を練っていますので、今しばらくお待ちください。
少し活動内容を変えて行く模様です。
フルレングスに関するワークショップも企画してますので、
ご興味ある方は、続報をお待ちください。
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