華麗なるインプロバイザー(The Great Improviser)① インプローグ 2/100
さて、インプローグの1/100を書いてから、だいぶ日にちが経ってしまいました。
そもそもインプローグは、即興でつらつらと思い付くままに書き連ねるということをコンセプトにして始めた企画なのですが、
やっぱり書いてみると、なんか考えたり思っていることとズレてくるので、実は何度か書き直したり、
もっと言うと構成を考えたりしてしまって、なかなか筆が進みませんでした。
ここら辺は、インプロで大切だとされているコンセプトの1つである「Let go of perfectionism(完璧主義を手放す)」が、まだまだ僕の身に成りきっていないところだなぁと感じます。
そうそう、インプロで大事とされているコンセプトですが、こちらも徐々にインプローグで紹介していきたいと思っています。
というのも、数多あるインプロで大事とされているコンセプトは、実はVUCA(※)と言われる現代を豊かに生きる知恵がふんだんに盛り込まれていると感じるからです。
※VUCAとは
https://www.weblio.jp/content/VUCA
こうしたコンセプトをsecond nature(第二の天性、後天的な習性)として獲得していくことは、自分が現実を捉えてる(世界観を形成している)OSを入れ替える作業に似ています。
だから、現在のOSが強固な人ほど、なかなか大変だったりするとは思います。でも、充分な理解と反復によって、それは可能だと僕は信じています。
ああ!良い感じでつらつらと思っていることを書いていたら、本題にたどり着く前になかなかの字数になってしまいました。
インプローグのコンセプト通りと言えば、まぁそうなので良しとします。完璧主義をちょっと手放すことが出来たということにしましょう。
では、本題は何かと言うと、インプロバイザー(インプロをする人をこう呼びます)の視点についてでした。
これをいくつかの種類についてご紹介していくつもりで、僕の大好きな以下の文章をその導入として提示するところから、インプローグを始めるつもりでした…。
優れた知性とは、二つの対立する概念を同時に抱きながら、その機能を充分に発揮していくことができるということだ。
The test of a first-rate intelligence is the ability to hold two opposed ideas in mind at the same time and still retain the ability to function.
F. Scott Fitzgerald
ということで、一旦はここまでにして、次回から本論に入っていこうと思います。